8月22日(土)レクチャーシリーズ「Meeting Point」第5回目のゲストは伊藤亜紗さん
2015年4月より毎月テラス計画で開催している「Meeting Point」は、「まちの未来を考える」をテーマにアートやまちづくりの分野で活躍しているゲストをお招きする連続レクチャーです。表現活動や地域活動を担う人材育成と、ネットワークの構築を目的に、学びと出会いの合流地点(ミーティングポイント)をつくっていきます。5回目のゲストは伊藤亜紗氏。東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。2015年に出版された『目の見えない人は世界をどう見ているのか』が話題をよんでいます。「Meeting Point5」第一部では、見えない人との共同作業から見えてくる感覚、見えないことで広がる奥深い世界について、美学、現代アートの専門家の立場から分析を解説。第二部ではモデレーターと会場も交えながら、現在求められる教養(リベラルアーツ)と現代美術教育について迫ります。
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◎Meeting Point 4
「見えない人との共同作業ー今、求められる教養、現代美術教育とは?」
講師:伊藤亜紗 (東京工業大学リベラルアーツセンター准教授)
モデレーター:酒井秀治(まちづくりプランナー/株式会社ノーザンクロス)
高橋喜代史(アーティスト/PROJECTA)
日時:2015年8月22日(土)14:00〜16:00(会場13:30)
定員:30名 ※お申し込みは下記からご確認ください。
料金: 一般予約1000円(当日1500円) / 学生予約500円(当日1000円) ※学生証をご呈示ください。
会場:眺望ギャラリー[テラス計画]/札幌市中央区北2条西4丁目 札幌三井JPビルディング内
赤れんがテラス5階( 3階で「眺望ギャラリー」専用エレベーターへ乗換)
主催:札幌駅前通まちづくり株式会社
企画:PROJECTA
[お問い合わせ]
TEL:011-211-6406(札幌駅前通まちづくり株式会社:今村)
mail:info@projecta.or.jp(PROJECTA:赤坂)
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伊藤亜紗:1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツセンター准教授。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学三年次より文系に転向。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。日本学術振興会特別研究員などを経て2013年より現職。研究のかたわら、アート作品の制作にもたずさわる。主な著書に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』( 光文社)、『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、同時並行して、美術批評誌『Review House』の執筆・編集や、参加作品に小林耕平《タ・イ・ム・マ・シ・ン》(国立近代美術館)などがある。
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』:私たちは日々、五感ーー視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚ーーからたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八〜九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのかーー?美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。
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◎次回以降の予定(各受付開始日は、開催月の一週目) ※都合により変更になる場合があります。その際はweb及びfacebookで告知します。
[Meeting Point 6]9/25(金)19:00〜21:00 /漆崇博(オノベカ)×金山敏憲(ドリノキ)×齊藤隆(SHARE)×柴田尚(OYOYO)
[Meeting Point 7]10/29(木)19:00〜21:00 /北川フラム(アートディレクター)